イタリア旅行する人への簡単な注意事項
楽しい旅行で終わらせるために、私が思いつくいくつかのアドバイスを書き留めておきます。
1)電車
普通列車の場合、切符を買うだけでなくいわゆる『チェックイン』(紙チケットなら日時刻印、今はQRコード読み取りや、アプリでチェックイン)をしなければいけません。しなくていいのは、予約席も同時に購入した特急(IntercityやFreccia)だけです。紙のチケットなら、乗る前に駅の印字機に差し込んで日時を刻印してから乗車してください。万が一、時間がなくてその作業を忘れてしまったら、電車に乗ったらすぐに車掌さん(検札員)を自分から探して、『自己申告』してください。この『自己申告』が大切です。検札員に「切符は?」と聞かれる前に自分から申告に行けば手数料はかかりますが罰金は免れます。(罰金はその場で支払うと75ユーロ、手数料sovraprezzoは5ユーロです。2025/04現在)アプリで時間指定で普通電車の切符を買った場合もチェックインは必要です。そして遅れなどでその切符と違う電車に乗った場合も、すぐに『自己申告』してください。
🇮🇹列車もアプリでチケット購入で便利ですが、普通列車の場合、時間指定のチケットでも「チェックイン」をしないと車内で罰金を取られますのでご注意を!
— ιzυмιмαѕѕα🇯🇵🇮🇹 (@izumimassa) November 17, 2023
紙チケットのobliterazione, vidimazioneの名残りなんでしょうか?
うっかり忘れそうでアセります。 pic.twitter.com/crM2iJ6f49
2)スリなどに気をつける
いうまでもないことですが、リュックやカバンが開いたまま行動しないでください。人混みではリュックは前側、カバンは斜めがけが理想です。そして、それで安心せずに、カバンに手のひらを添えて、「わたし、めっちゃ気をつけてるから!」というオーラを醸し出してください。ボーッとした人よりは狙われにくくなります。スマホはできれば首掛け紐などをつけておくといいと思います。財布を開いたとき一目で大金が入っているのがわかると、どこかでの支払い場面で目をつけられて隙を狙われるかもしれませんので、気をつけましょう。
3)ホテルの備品に期待しない
USBやUSB-Cのコンセントもないことが多いので、充電プラグはあった方がいいと思います。(ホテルでの貸し出しもないことはないですが)。
自己手配した方がいいもの:歯磨きセット、基礎化粧品セット、パジャマ、スリッパ、ヘアケア用品、USB用コンセント
4)レンタカー
レンタカーの保険はフルオプションがおすすめです。安い保険料にすると小さい車が一日10ユーロぐらいで借りられて魅力的なのですが、自分が気をつけて運転していても駐車場で誰かにキズをつけられたり、盗難目的でガラスを破られたりする可能性もなきにしもあらずです。私も実際、キー差し込み部分を壊されたことがあります(サルデニア島にて)。幸い、保険フルオプションでしたので支払いを免れましたが、そうでないと費用の一部(franchigia)を負担させられます。もちろん、何事もないほうが多いのですが。それから、ガソリン満タンで返す場合、返す前に燃料パネルの写真(日付と時間も入れて)を念の為に取るようにしています。一度、イタリアではないのですが、満タンで返却したにも関わらず有名レンタカー会社から後日ガソリン代が引き落とされたので、クレームしたことがあります。それから、二人以上で運転するというときは、追加ドライバー(Additional Driver)分の保険料も支払わなければいけないことも留意してください。
5)高速道路
近年、高速道路のサービスエリアでの飲食料金はバカ高くなっています。もちろん、ガソリン代も通常の道路脇よりも高いです。節約旅行ならば、高速に乗る前にガソリンを入れ、できればパニーノや飲料も買い込んでおくといいと思います。
6)モバイルデータ
イタリアの都市部中心ではフリーWiFiもあることはありますが、どんな時でもモバイルデータが使えないと本当に不便ですので、何らかの対策をとっておくのがおすすめです。このページでもお勧めしたのですが、eSIM対応のスマホでしたら、Airaloアプリが料金もお手頃(15日間/2GB/$8.00USDなど:2025年4月現在)でイタリアでの使い勝手もよいようです。たとえば、ご家族、ご友人同士など、グループで移動する場合もひとつのモバイルWiFiを共同で使うのではなく、ひとりひとりが離れてしまっても大丈夫なように対策してください。迷子などで離れた時こそLINEで連絡取りたいのにWiFiが使えなくては意味がありません。Airaloを使う場合は割引コード(IZUMI9178)をご使用ください。詳しい使い方は→
ホテルのおすすめなどはまた別の機会にしたいと思います。
では、Buon Viaggio!
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