(在伊生活)イタリア フリーランス事情
ほくべい 米こうじ (乾燥こうじ) 200g×4個入 北海道産米使用 イタリアでフリーランス(Libero professionista)として仕事をする場合の税金関連の覚書です。当然のことながら法律など常に変更されますので、専門の会計士(dott. commercialista か ragioniere commercialista)に詳しい情報を聞くことをおすすめします。ここでは、おおまかな仕組みや手続きなどを参考にしてください。あくまで素人認識の記事です。それから、シミュレーションは簡単にするためIVA計算など省いています。 Partita IVA まず、フリーランスとして働くためにはPartita IVAといういわゆる税務上識別される番号を取得します。税務上の処理はAgenzia delle Entrate(≒税務局)でされるのですが、ここで取得します。( サイト ) 登録する時に業種を指定します。複数の業務内容(ATECO=業種割り当て番号)を指定できますが、あとで業務内容が変わった場合は、追加登録しないといけないので考えられる業務は追加しておくことをお勧めします。 Regime Forfettarioという定率税制優遇 Microsoft 365 Family 1年版|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|利用可能人数最大6人 フリーランスのための税制優遇措置があるので、大抵の人はそれを利用することになります。Regime Forfettario ( Wikipedia参照 )と呼ばれます。詳しいことは Agenzia delle Entrateのサイト に書いてあります。 適用概要は以下の通り(2023.12現在) 年収85,000ユーロ未満に限る 税率は一律15%、ただし新規事業主に関しては最初の5年は一律5% 課税収入額=収入x収益率係数(想定される経費の割合を職種別(ATECO)に一律に定めたもの = Coefficiente di redditività ( Wikipedia参照 , Agenzia delle Entrate参照 ) 他にも細かい規定がありますがおおよそは上の通りです。 IVAは適用されませんし、経費計上もありません。 例 年収 30.