いろどり教材でアクティヴィティ(スライドなど)のまとめ
いろどり(The Japan Foundation Japanese-Language Institute, Urawa)教材の語彙確認や音声問題を授業で使うときに、スライドやジャムボードを使うことがあります。X(旧Twitter)で一部公開したところ、たくさん反響をいただけたので使用案も付け足すことにしました。(前を気が必要ない方は、下の方にスクロールしてください)
(ジャムボ終了に伴い、それっぽいスライドの使い方だけ説明したページはこちら→)
いろどり教材を授業で使うときに、スライドやジャムボードで答える方式にすると楽しい感じになる気がします。グループでわいわいやったり、個人作業にして黙って見守ったり。
— ιzυмιмαѕѕα🇯🇵🇮🇹 (@izumimassa) September 1, 2023
他にもあるのですが、あちこちに散らばっているので見つけたらまた付け足します。#irodorijphttps://t.co/s8x87MxLeu pic.twitter.com/AzSXM8gQwP
私はだいたい次のように使っています。
- 個人授業(特にオンライン):スライドを共有して生徒に直接操作してもらう
- グループレッスンその1(グループワーク):スライドを共有してみんなで話し合いながら答えを見つける(動かす人は1人にしておくと混乱しなくていい)
- 例えば、語彙確認。語彙リストとして提示する前に知っている語彙の知識を交換しあってスライドやパネルを完成させる
- 音声を聞いて内容を書き込んだりする。レベルの違う学習者同士、または得手不得手が違う(聞き取りは得意だが書くのは苦手とか、漢字は知ってるけど聞き取りは苦手など)学習者同士で完成する。
- 読みとる練習(チラシの意味を汲み取るなど)の場合は、直接読める漢字をまるで囲んだり、線をひいたりする。
- グループレッスンその2(各自で作業):あらかじめ生徒の分だけスライド(ジャムぼの場合はフレーム)をコピーして、スライド(またはフレーム)を生徒1人につき一枚割り当てる(人数が多い場合は2人で1枚)。先生はスライドを「グリッド・ビュー」で見ながら全員の進捗状況/回答状況を確かめながら進める。
- 人数が多い場合はスライドにあらかじめ番号を振っておいて、番号と名前を組み合わせた表にしておく
- 学習レベルが少し下の学習者がいる場合も、名指しではなく全体に呼びかける感じで、「〇〇の意味わかる人いますか」とか「〇〇に気をつけましょう」などと注意を喚起する。
- 答えがわからなくて、更に質問ができないタイプの学習者は、他の人のスライドを見ることも可能。私はこういった「チート」はしてもいい、と思っています。
- グループレッスンその3(生徒の意見を聞いた先生が書き込む)
- スライドを共有画面で見せて、生徒の意見を聞きながら先生が書き込んでいく
- 生徒が書き込んだスライドを共有画面で見せながら、書き足していく
今まで使った分をまとめているところですので順次追加していく予定です。画像やタイトルをクリックするとスライド/ジャムボードが開きますので、それをコピーしてお使いください。
使用例をスライドやパネルに青字で追加しておきました。他のアイデアやいろいろな使用方法、また、授業で使ってみた感想、改良点なども、X(旧Twitter)や、直接メールなどのご連絡で共有していただけると嬉しいです。
また、このスライドやその他のいろどり教材はJapanFoundationの無料公開教材を使用しているものなので、規約に従って当然無料で共有しますが、ブログ内の広告やリンクでアフィリエイトのクリックや購入、また励ましお布施などいただけるともちろん嬉しいです。何より、メールやSNSで「使ってみました」報告をいただけるとなお嬉しいです。
いろどり初級1 アクティヴィティ編 |
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