ポートフォリオ作成 (前半)




学習者のポートフォリオ作成には興味があったのですが、3月のZoomでシェア会でいろいろな人のお話を聞いて、考えがまとまりやっと一歩踏み出すことができました。



その後すぐに、学習者からデータを集めたものの、それをひとりひとりのスライド形式にしてポートフォリオとして保存するというところがなかなかうまくいかず、人知れず苦しんでおりましたが、なんとか自動生成に成功しました。まずは、どんな感じなのかご覧ください。(イタリア語仕様ですが)



 

ポートフォリオコンテンツの収集

まずは、GoogleFormを学習者に次のような項目を記入してもらいデータを集めました。


  1. 第一部(母語で) 自分の学習を振り返ったり、目標を見つめ直してもらう項目

    1. 日本語学習を始めたきっかけ

    2. 日本語でしたいこと

    3. 長期目標

    4. 短期目標

    5. そのためにすること

  2. 第二部(日本語で) 今の日本語力(書く力)

    1. ある人物について書く

    2. ある場所について書く

    3. ある町について書く

    4. 好きなものについて書く

    5. その他なにかについて書く

  3. 第三部(母語で) 

    1. 今までがんばったこと

    2. これからがんばりたいこと

    3. 未来の自分へのメッセージ(日本語でも母語でもOK) 



第二部第三部を3ヶ月ごとなど定期的にすることで、特に第二部で自分の実力の変化、第三部の自分の学習への取り組みの見直しが、できるといいと思っています。

学習者と共有

記入した内容を見やすいようにスライド形式にしたいと考えつつ、自分のGAS(Google Apps Script)能力がなかなか上達せず、ChatGPTの助けも借りつつ、シンプルな方法でスライド自動生成をしてみました。(そのときのプロンプトのコツについても別の機会に述べます)



詳しい流れを「後半」としてまとめました。



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