Tadokuのススメから2ヶ月
2ヶ月経って、少し修正しつつ思ったことなどを下記のように#Zoomでハナキン0217でシェアしました。
多読紹介のページはこちらです(順次言語を増やしていこうと思っています)。
多読のススメ (自律学習) API
- 読むインプットを増やすため(授業時間だけでは補いきれない)
- 自律学習の楽しさを知ってもらう
- 読むことに慣れ、早く読めるようになる
- 教材ではなく自分で選んだ読み物を読む
- 初級の人にも特にすすめたい
双方の問題点
学習者: 多読のサイトがたくさんあり、どこから始めたらいいか分からないのでとっつきにくい。どうしたらとっつきやすくなるか?
教師: 教師が読み物を厳選してすすめてもいいが、それはタイヘン!(多読のやり方は教えるといいかも)
他の人のレビューを見て読み物を選ぶハードルが低くなるかも?レビューが母語(初級レベルなら自分にとって分かりやすい言語)なら読みやすいし、親近感も持てるかも?
レビューが母語(初級レベルなら自分にとって分かりやすい言語)なら書きやすいかも?
レビューを書くということで作品を理解しようとちょっと真剣に取り組めるかも?
レビューが他の人に読まれるということで自分の意見が役に立ってるという満足感が得られるかも?
ゆるく他の日本語学習者とつながってる感が高まるかも?
間違いだらけの日本語で書かれた理解不能のレビューよりも母語(初級レベルなら自分にとって分かりやすい言語)で書かれている方がわかりやすい。実際、私も日本語のレビューならささっと読めるが別の言語のだと読むのが億劫。
言語ごとにスプシを分けようかと思ったが、二カ国語以上できる人もいるし、読みたければDeepLなどで訳して見ればいいかな。言語や評価ごとの並べ替えもできる。
読み物を選んでレビューを書くまで
Tadokuのススメのページの探し方。
Tadokuのススメ(ブログ)で自分の学習者の言語をクリックする
TadokuのGoogleSiteをブクマしておいて、そこから言語を選ぶ
izumimassa(massaizumi.com)のブログのページから
読み物を選ぶ
多読サイトから
レビューから
レビュー(自分に合わなくて読み終わらなくてもOK)を書く
レビューを見る
サイトの「レビューを見る」から
ブクマしておいたスプシから(お好みで言語別/評価別など並び替え可)
お、多読してるな、と感じたこと
お城の説明をしていたら「それ、多読にのってたやつだ!」と言われた(別に違うけど)。
「その単語、多読で読んだ」と言われた。
読み物の中でこのフレーズの意味がどうしても分からない、と質問があった。
読み物の中に何度も同じ言い回しが出てきたが、こういう意味で合ってるか、と聞かれた。
導入に関して
ゆるい宿題(私の場合は冬休みに宿題としては初めて導入し、その後も毎週声をかけている)
レビューは、「よかった」「つまらなかった」の一言でも構わない
原則的には辞書を使う/使わないも自由。分からない言葉や言い回しをそのまま調べずに自己解釈のままでもいいし、どうしても分からなかったら聞いてもいい、という感じ。
授業時間に余裕があるなら、毎日授業のはじめに各自10分読むというのもいい。