Audibleで面白かった本



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audible

 Audibleを聴き始めてから5ヶ月ほど経ち、今まで聞いた本のなか(上下巻は1巻とカウントしても45冊聴了)で自分が気に入った作品だけでも記録しておこうと思いたちました。#audibleというハッシュタグでTwitterに書き留めたものから選びました。

ネタバレしないようにあまり作品の内容には触れていません。個人的な意見で特に面白かったと思うものだけをリストアップしました。audibleでは小説を主に聴いてます。

Audibleに関していうと、1ヶ月お試し、その後3ヶ月60%割引、その後3ヶ月50%割引で、聴く本の冊数(1ヶ月10冊のペース)からいうとお得ですが、サブスク1,500円というのは個人的にはちょっと高い、と感じてしまい、微妙なところです。だんだん聴く速度が早くなってきて、現在1.6〜1.8倍速で聴いています。

途中で聴きやめてしまったものもあるのですが、気軽に自分があまり読まない感じの本にも近づけるのがaudibleの良い点ではないかと思います。もともと乱読するタイプですが、更に拍車がかかった気がします。

リンクはaudibleのを貼ると妙に高い値段になるのでKindleのリンク、Kindle使わない人用に、楽天ブックス(電子書籍)のリンクも貼っておきます。

正体 

by 染井為人
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これは、最高に面白かったです。他の用事があって聴くのを中断しなければならないのがつらかった。ここまで面白いからドラマ化されているだろうと探したらやはりドラマ化されていました。ドラマもいいですが、本の方が数倍面白いと個人的には思いました。何か書くとネタバレしそうなので何も書きません。(2023.01.05)


今夜、世界からこの恋が消えても 

by 一条岬
久しぶりに恋愛小説でも、と「いかにも」という感じのタイトルにつられて聴きました。学園舞台のものはそれほど私の好みではないのですが、すぐに引き込まれる淡々とした文体。教室の様子が目に浮かんでくるようでした。よく似た素材を扱った他の作品と比べそうになりながらもその想像がいい意味で裏切られ、泣きながら聴いていました。(2023.01.02)


セカイを科学せよ! 

by 安田夏菜

おすすめに出てきたのでなんとなく聴き始めると舞台が中学校だったので、一瞬聴くのをやめようかと思ったのですが聴き続けて大正解でした。中学生の登場人物が「ハーフ問題」にどう向き合ってるかを色々な視点で書かれていて、ぜひぜひ皆に読んでもらいたいと思う一冊でした。声音がちょっと違う方が私のイメージに合うので紙面で読んだ方がよかったかな、とちょっとだけ思いました。(2022.12.26) 

60 誤判対策室/20 誤判対策室

by 石川知健


誤判対策室、という冤罪を見つける架空の部署の話ですが、いつか本当にこの部署が作られるかも、と思わせるリアルな描写です。60が1巻で、20が2巻です。(2022.12.22/2022.12.26) 

正欲 

by 朝井リョウ
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これも、おすすめで偶然でてきたものを何気なく聴き始めました。最初の方はぼーっと聴いていると何が何だかわからなくて混乱したのですが、そのまま聴き続けると深い話になっていき、聴き終わったときには自分の中の価値観というか、固定観念が覆されるような気持ちになりました。多様性とよくいうけどどういうことなのか?と疑問に思っている人にはもちろん、理解したつもりになっている人(私もその一人だった)にはぜひ触れてほしい作品です。(202212.09)

渚のリーチ! 

by 黒沢咲
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可愛い表紙と海のような背景につられて聴き始めたのですが、表紙絵の人物が手に持っているのは実は麻雀牌だったとは気が付きませんでした。麻雀は、イタリアにも麻雀クラブがあるということを知ったばかりで麻雀の世界に少し興味を持ったところでしたので、そのまま聴き続けたのですが、麻雀だけではなく色々なことへの向き合い方について新しい考え方ができると思いました。知らない世界に少し触れられるのは、世界が広がる感じで楽しいです。(2022.12.07)

墨のゆらめき 

by 三浦しをん

実は最初聴き始めてからあまり興味を持てず一度聴きやめていたのですが、Twitter仲間が面白いとコメントしていたのでもう一度聴き始めました。どうして、聴きやめたのか理解できないほどの面白さでした。audibleオリジナルで他で入手方法ないのがもったいないですね。墨職人さんのお話を聞いたり、墨絵のお話(↓)を聴いた後の墨つながりでしたが、期待を裏切らない小説でした。(2022.12.05)

線は、僕を描く 

by 三浦しをん
墨絵の話ということで、墨にちょっと興味を持っている私は読み始めたのですが、楽しく読めました。漫画もあり、映画もあるということですが、読んだり聴いたりして想像した墨絵、というのもいいものです。(2022.11.08)


マリアビートル 

by 伊坂幸太郎
非現実的な話の中に、現代に潜む色々な問題の提起あり、それに対する意見あり、はちゃめちゃなのに引き込まれてしまいました。登場人物のコメントが軽そうに見えて深い!賛否両論の映画の方も見てみたいです。(2022.09.29)
シリーズものだというグラスホッパーは既に読了していたのですが、もちろん、「AX」も聴きました。(2022.11.24)でも、マリアビートルがイチオシです。シリーズで読まなくでも十分楽しめます。


空白を満たしなさい 

by 平野啓一郎

「分人」という考え方を身近に感じさせてくれる一冊(上下巻)でした。話自体はだいぶん重くなるのですが。(2022.08.15)

コンビニ人間 

by 村田沙耶香

話題の一作で大変楽しく聴いたのですが、欲を言えば結末が今一歩でした(あくまで私の好みの問題です) (2022.11.10)

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